
三月に発売された遠藤賢司の新作「にゃあ!」が素晴らしい。つーかこれはヤバい。私は大大大ファンなので、基本的には全てオッケーなのですが、これはちょっと凄すぎる。「国家の品格」読んで頷いてる場合じゃないですよ。まったく。
ファンの間では「エンケン」と呼ばれている遠藤賢司。フォーク歌手として1969年にデビューしてから37年。来年には還暦を迎える(!!)大御所なんですが、「枯れた」とか「熟成」とかそんな言葉はみじんも感じさせない。とろけそうなくらい優しいギターとハーモニカを聴かせたかと思えば、もうぶっ飛ばして、ほとばしって、メーター振り切ってこのまま死んじゃうんじゃないかっていうぐらい叫んでいる。「青臭い」そんな言葉がピッタリの59歳の新作。カッコよすぎる。フォーク、ロック、パンク、クラシック、民謡・・・ジャンル不問、なんでもありの純音楽。まるで短編映画のように一気に魅せる聴かせる45分間です。
時折BSのフォークの番組なんかには出演しているので、見たことのある方もいるかと思います。数年前には「笑っていいとも」に曽我部恵一の紹介で出演していました(あれはちょっとイタかった)。でも、エンケンはぜひライブを体験してもらいたい。あのダイナミックレンジの広さは絶対TVやCDでは伝わらないから。ただ、惜しいことに静岡県内でライブを見れる機会は皆無に等しいんです。私自身、96年頃東京で見たのが最後でした。名古屋か東京まで足を伸ばさないといけないってのはちょっときつい。でも、ちょっとでも興味を持って、見る機会があったなら、ぜひぜひ体験して頂きたいと思います。