木工職人の義父と一緒に仕事をする機会が時々あるのですが、いつも感心させられるのは「片付け」。ひとつ作業が終わるたびに、次の作業に移る前にまず「片付け」。だから作業場がいつもビックリするほどきれいなのです。
しかも仕事の手際が良くて早くて仕上がりがきれいときています。
「どんどん片づけてかないとたまるよ」
なんて、さらっと言われると思わず「どきっ」ですよ。
つまり、職人は「次にすべきこと」のために片づけるわけです。決して後回しにしない。もうひとつポイントはそこに収納へのこだわりがほとんどないこと。ものすごいシンプルで普通。とっても当たり前のことを当たり前にやっている。
「仕事ができる人のデスクは片づいている」なんてことも言われますが、片付けの意味について考えさせられる出来事でした。